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福井県まちづくりセンター

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福井県まちづくりセンター

企画を行う中で、詰まってしまう経験をした方は非常に多いと思います。
私も今でも良くあります。


企画は0にも10,000にもなりえます。
同じ企画内容でもプレイヤー次第で結果は大きく変わります。
課題は、企画内容ではなく、成功にできないプレイヤーにあります。
企画のせいにしては行けません。
企画は、形の無いものに価値を構築する無形資産です。
手法で大きく変わりますし、答えは無数にあります。

詰まっている状態から成功にもっていく方法は無数にあり
原因は自身にあり
今からでも成功にする事は可能
と理解してください。


上記を理解したら、
企画に付加価値を付ける事を考えて下さい。
付加価値を付けて企画の価値を高めるのが王道です。

例えば、オリンピック前に、子供にオリンピック競技を体験して頂くイベントを開催したいが詰まりました。
小学6年生が授業の一環でイベントを模索しており、一緒に共同でのイベントを提案し共同開催となり付加価値が付きました。
小学生と企画を行うという事で企業からの価値が高まり、特別協賛を得る事ができ、広報費を大幅に上げる事ができ集客力向上が見込まれ付加価値が付きました。
集客が増えるという事で、希望の出店ブースが増えた事で魅力度が上がり付加価値が付きました。
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このように1つの付加価値から、価値が重なり企画が良くなります。


付加価値を付ける事が難しい場合、手法変更を検討してください。
目的を達成する為の手段に企画があります。 
手段が目的になっている事は少なくないです。 ※常に意識してください。
目的に戻ってみると、新たな手法が見えるものです。

例えば、フリーペーパーを発刊しようと活動していたが地域、対象業種の広報費の採算性が合わなく辞めるか悩んでいます。
目的に戻ってみると、地域の方々が地域の情報を得る手段が少ない為、有益な情報を一元発信させたい。 その為には、フリーペーパーを作り、情報をしっかり届ける為に住宅に投函する。
新たに手法を模索した結果、WEBに情報をまとめる事になりました。
発刊毎にチラシで概要情報を投函する事で知って頂きWEBを見て頂く。
そうする事で、制作コスト、印刷コスト、投函コストで180万円程下がり、採算が合うようになります。 また、内容をミスした際のリスクも減ります。
フリーペーパーより見て頂ける可能性は減りますが、採算が合わず続かない、実施しないより良いです。
WEBであれば情報を残し続けられるのでバックナンバーが見れるメリットがあります。


その他に、価値をひっくり返す方法もあります。
同じことをしても価値の説明、捉え方、仕掛け方で価値はひっくり返ります。

例えば、子供のダンスショーをイベントで実施した場合
・自社のPRとして3万円支払う
↓ひっくり返し
・ダンスショーは集客力のあるコンテンツなので3万円で提供を行う。


頑張ったけど、
付加価値つけられない、手法を変えられない、ひっくり返らない
という事もあります。
進まない企画に固執しすぎてもいけません。
諦める判断は自身で行うしかありません。

ただ、何をしても企画のせいにして成功できない人がいます。
企画はどんなものでも成功になりえます。断言します。
できないのは自身の力不足(ノウハウ、コネクション、立場)か逃げ癖です。
企画には難易度があり、力不足でかなり難しい場合もあります。
逃げ癖は最悪です。これは根っこの考え方の問題なので直ぐに考え方を変えなくてはいけません。
しかし、力不足か逃げ癖か分からない場合もあります。

ここで提案です。
まず、成功にできる方法はあるが、自身に力が無い事を理解したうえで、企画を諦めるのは3回迄と決めてみてはいかがでしょうか?
3回実施しても成功できない場合は、企画の難易度より逃げ癖が原因の可能性が高いと思います。


企画構築は、本当に無限大です。
ちょっと足しただけ、変えただけで一気に変わります。
だから面白い。
企画のせいにしない。
常に課題は自身にあり。


この記事はノウハウの一部を簡潔に紹介しております。
手法・事例の詳細は文字では全て書ききれない為、省かせて頂いております。
伴走支援では、プレイヤーの事業を通してノウハウを活用し支援・育成を行っております。